塗装におけるはじきの原因とは!対策法についても解説
2025/06/09
塗装を終えた直後、塗膜の表面にブツブツや斑点のような異常が現れて戸惑ったことはありませんか。艶が出ず、まだら模様になったその仕上がりははじきと呼ばれる現象で、見た目の品質だけでなく、耐久性や機能面にも大きな影響を及ぼします。
はじきの原因は一つではありません。塗布時の湿度や表面の油分、下地処理の不十分さ、さらにはシリコーンや樹脂などの微細な混入物が関係しており、その発生条件は極めて複雑です。特にスプレー塗装においては、ノズルの不均一な圧力やスプレーダストの混入が起因となることが多く、事前の除去や脱脂、洗浄の工程が適切でなければ、どれほど高品質な塗料を用いても、仕上がりは不良に終わるリスクがあります。
実際、塗装トラブルの中でもはじきは高頻度で報告されており、業界では品質管理上の重大な課題とされています。放置すれば製品の再塗装や修繕にかかる手間と費用がかさむばかりか、顧客からの信頼低下にもつながりかねません。
本記事では、塗装現場で実際に起こり得るはじきの原因と、その発生ポイントを徹底的に分析。現象ごとの対策方法から、失敗を防ぐための具体的な処理技術まで、プロの現場で今求められている実践的な知見を詳しく解説していきます。
敬塗は、お客様の大切な建物を美しく保護することを使命としております。外壁塗装から内装仕上げまで、豊富な経験と確かな塗装技術でお応えいたします。使用する塗料は耐久性と美観を両立した高品質なものを厳選し、丁寧な下地処理から仕上げまで責任を持って施工いたします。お住まいの価値向上と快適な生活空間の実現のため、敬塗がお客様一人ひとりのご要望に真摯に向き合い、最適な塗装プランをご提案させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

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| 住所 | 〒581-0854大阪府八尾市大竹6-189 |
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目次
塗装におけるはじきとは
塗装におけるはじきとは、塗膜が均一に形成されず、特定の箇所で塗料が弾かれる現象を指します。この現象は、塗装作業において最も頻出する不良の一つであり、見た目の美観を大きく損なうだけでなく、塗膜の保護性能や耐久性にも悪影響を与える重大な欠陥です。はじきの症状は一見すると小さなトラブルに思えるかもしれませんが、放置すると広範囲に及び、補修コストや信頼低下など多くのリスクを伴います。
具体的な症状としては、塗装面に不規則な斑点状の模様が発生し、塗膜が部分的に欠損する形で現れます。表面に現れるこれらの斑点は、まるで油を垂らしたかのような水滴状の模様で、中心部から外側に向かって境界がはっきりとし、表面張力の異常によって塗料が寄せられているのが特徴です。この現象は魚の目状、あるいは水滴模様として知られています。また、光の反射によって一部分だけツヤが消えて見える、塗装ムラのような状態も頻繁に確認されます。
はじきの発生は、素材表面に存在するシリコーン系汚染物質や油分、離型剤などによる塗料の付着不良に起因します。たとえば、樹脂部品の成形時に使われる離型剤が完全に除去されていない場合、その成分が残留し、塗装時に塗膜が形成されずにはじきを引き起こします。加えて、塗装ブース内の空気中に混入したシリコンミストや油煙などが微量でも塗装面に付着すると、意図せずはじきを発生させるリスクがあります。
こうした現象は、塗料の種類や塗装方法によっても異なります。特に水性塗料は、表面張力の変化に敏感であるため、はじきが発生しやすい傾向があります。粉体塗装でも静電気の影響や素材表面の油分が原因となってはじきが起こることがあります。
以下は、塗装現場で実際に確認されたはじきの症状とそれに関連する状況を分類した一覧表です。
| 症状の名称 | 見た目の特徴 | 主な発生要因 | 発生しやすい塗装方法 |
| 斑点状のはじき | 水滴のような円形の斑点 | 表面汚染、油分、静電気 | スプレー塗装、水性塗料 |
| 魚の目状はじき | 中央が盛り上がり周囲が沈んだ模様 | 離型剤残留、樹脂表面の異物 | 自動車塗装、粉体塗装 |
| ムラ状のはじき | 一部のみ艶がない、色が不均一 | 湿度の急変、塗料の不均一な乾燥 | 屋内施工、水性塗料 |
| 点在するはじき | 全体に小さな欠陥が散らばる | スプレーダスト、整髪料、柔軟剤 | 吹き付け塗装、住宅塗装 |
塗装のはじきの主な原因とそのメカニズム
塗装において最も頻繁に問題となる現象の一つが、塗料が特定の箇所で定着せず弾かれるはじきです。この原因として非常に多いのが、素材表面に付着した目に見えない汚染物質によるものです。特に、シリコーンや油分は表面張力に強く作用し、塗料の均一な付着を阻害します。塗膜が形成されるはずの場所に塗料がはじかれ、結果として凹みのような斑点や光沢の乱れが残るのです。
これらの汚染は、工業用途の製品に限らず、住宅や家具、自動車の塗装工程など、さまざまな現場で発生します。その多くは、現場作業者の服や手、使用道具、空調設備などを経由して意図せず持ち込まれたものであり、一見清潔に見える塗装対象でも、極微量のシリコーンが付着しているだけで、重大な塗装不良につながります。
特に注意が必要なのは、日常生活で使われているシャンプー、柔軟剤、ボディソープ、ハンドクリームなどの生活用品に含まれる成分です。これらに含まれる揮発性のシリコーン化合物は、空気中に微粒子として漂いやすく、塗装ブース内に混入することで塗装面に沈着します。作業者が持ち込むこの種の汚染は、厳格な管理下におかれた工場であっても発生しており、清掃手順の見直しや衣類の素材指定が求められる場合もあります。
以下に、生活用品および設備由来の代表的な汚染要因と塗装への影響を表にまとめました。
| 汚染要因 | 主な由来例 | 塗装面への影響 | 主に発生しやすい環境 |
| 揮発性シリコーン | 柔軟剤、ヘアスプレー | 表面張力異常により斑点状のはじき | 屋内作業場、家庭向け塗装現場 |
| 非揮発性油分 | ハンドクリーム、ワックス | 塗膜密着不良、乾燥ムラ、ムラ発生 | 自動車補修、家具塗装 |
| 離型剤残留 | 樹脂成形時の金型離型剤 | 塗料が密着せず部分的に浮く | 樹脂部品の塗装ライン |
| 不適切な洗浄剤使用 | シリコン混入洗浄剤 | 意図せぬ再汚染、微細なはじきの多発 | 工業製品の大量塗装現場 |
| 衣類・タオルなどの繊維 | 柔軟剤処理された布製品 | 作業中に空気中に舞い微量沈着 | 作業者の着衣、拭き取り用具 |
塗装工程におけるはじきが発生してしまうポイントとは
スプレー塗装は、均一で美しい塗膜が得られる一方で、工程管理を少しでも誤るとはじきという致命的な塗装不良を引き起こします。はじきは、塗料が特定の箇所で弾かれて定着せず、斑点状や輪郭のはっきりした模様として表面に現れます。見た目の品質だけでなく、防水性や耐久性にも影響するため、特に建築塗装や自動車、金属製品など外観と機能性を両立させる分野では重大なトラブル要因となります。
スプレー塗装の工程において、はじきが発生しやすいのは塗料噴霧から乾燥までの一連の流れの中で、主にノズルの詰まりや圧力の不均一、スプレーダストの混入といった管理不備が背景にあります。ノズル詰まりが起きると、塗料の噴霧粒径が不均一になり、表面に対して一部が塗布不足となる箇所が生じ、そこに周囲の異物や湿気が加わることで局所的に塗料が弾かれます。
特に重要なのが、スプレーダストの影響です。スプレーダストとは、塗料が塗装対象外の周囲に飛散し、空気中に浮遊してしまう塗料微粒子のことです。これが再び塗装対象物に付着した場合、塗膜と下地の間に異物層を形成し、次の塗装層がうまく乗らず、はじきが生じます。スプレーダストは、換気設備の不備や塗装室の風向きが乱れている場合に発生しやすく、目に見えないレベルでも致命的なトラブルの種になります。
以下に、スプレー塗装工程でのはじき発生ポイントとそれぞれの主な原因、影響範囲、必要な管理対策を表形式で整理します。
| 発生ポイント | 主な原因 | 影響する要素 | 推奨される対策 |
| 塗料噴霧直後 | ノズル詰まり、塗料粘度の不均一 | 粒径のばらつき、塗布ムラ | ノズル清掃、粘度管理 |
| 吹き付け中の圧力変動 | 空圧装置の老朽化、エア漏れ | 吹きムラ、乾燥ムラ | 装置メンテナンス、エア圧安定化 |
| 乾燥前の塗膜表面 | スプレーダスト、空気中の浮遊物 | 異物混入、はじき斑点 | 換気管理、静電対策 |
| 塗装ブース周辺 | 清掃不備、過去の塗料残留 | 再付着による塗布異常 | 塗装前清掃、定期的なブース洗浄 |
| 作業者起因の影響 | 整髪料、柔軟剤、衣類の化学物質 | 微粒子由来の弾き現象 | 作業着の指定、香料類の使用制限 |
はじきを防ぐために
塗装作業において、はじきの発生を防ぐためには下地処理と脱脂・洗浄の工程が極めて重要です。特に塗装前の下地表面に油分や汚れが残っていると、塗料が定着せずに表面張力の違いから弾かれてしまう現象が起こります。この段階の作業をおろそかにすると、仕上がりの見た目だけでなく、塗膜の密着性や耐久性にも大きな悪影響を及ぼします。そのため、現場では正しい順序と手法を徹底し、再発のリスクをゼロに近づける工夫が求められています。
はじきを防ぐ基本的な流れは、研磨による表面処理、適切な洗浄剤による油分除去、完全な水分の拭き取りと乾燥、そして最後に塗装直前の脱脂です。この一連の作業には、素材や環境条件に応じた適切な判断が必要であり、作業者の知識と技術によって仕上がりが左右されます。
研磨は下地処理の第一歩であり、塗装面の凹凸や汚れを除去する役割を持っています。ここでは適切な粒度の研磨材を選ぶことが重要です。粗すぎると表面に傷が残り、細かすぎると既存の塗膜や汚れが十分に落ちない場合があります。研磨の方向も一定に保ち、局所的な研磨ムラを避けることで、塗料の吸着性を均一に保つことができます。
次に行うのが洗浄工程です。ここでは、使用する洗剤の種類と濃度が大きな意味を持ちます。家庭用中性洗剤のように刺激が少なく、素材を傷めないタイプが一般的に使用されますが、油分が強く付着している場合には、専用のアルカリ性洗浄剤を併用するケースもあります。洗浄後のすすぎは極めて重要で、洗剤成分が残留すると塗料と化学反応を起こし、逆にはじきの原因になるため、しっかりとした水洗が必要です。
洗浄後は、塗装対象面に残る水分や湿気を拭き取る作業に移ります。この工程を軽視すると、表面が一見乾燥しているように見えても、微細な水分が残り、塗装後に気泡や弾きが発生することがあります。吸水性の高いウエスや専用のマイクロファイバークロスを使用し、塗装面を隅々まで確認しながら拭き上げます。
その後、最終段階として脱脂処理を行います。この作業では、揮発性の高い専用の脱脂剤を使用し、表面の油分や指紋、微粒子を確実に除去します。ここでも注意が必要なのが、拭き取りに使う布です。繊維が抜けやすい素材を使用すると、布のカスが表面に残り、塗装中にはじきの原因となるため、繊維残りのない専用の不織布が推奨されます。脱脂剤は揮発性が高いため、時間をかけすぎず効率的に作業を進めることが求められます。
以下に、下地処理から脱脂・洗浄にかけての具体的な作業手順と推奨アイテム、注意点をまとめた表を掲載します。
| 工程 | 使用する道具・資材 | 目的 | 注意点 |
| 研磨 | サンドペーパー、研磨パッド | 塗装面の整地と旧塗膜の除去 | 粒度を素材に合わせ、傷をつけすぎないこと |
| 洗浄 | 中性洗剤、アルカリ性洗剤 | 汚れ・油分の除去 | 残留成分をしっかり洗い流すこと |
| 拭き取り | マイクロファイバークロス | 表面の水分除去 | 乾いた状態を確認しながら作業する |
| 脱脂 | 脱脂剤、不織布 | 微細な油分やホコリの除去 | 揮発前に拭き上げ、繊維残りを避ける |
はじきが発生した際の補修と対応方法
塗装においてはじきが発生した場合、そのまま放置すると製品の外観や耐久性に深刻な影響を及ぼすため、迅速かつ的確な補修対応が求められます。はじきとは、塗膜表面に塗料が均一に広がらず、一部が弾かれてしまう現象で、ブツブツした斑点や光沢のムラなどの不良として視覚的に確認されるものです。補修の基本は、異常がある塗膜を丁寧に除去し、再塗装で美観と機能性を回復させることです。
補修作業は、原因分析と不良範囲の特定から始まります。まず、はじきが発生している範囲と程度を確認し、再塗装が必要な面積を見極めます。部分的な対応で済むケースもあれば、広範囲に再施工が必要なこともあります。判断を誤ると補修跡が目立ち、全体の仕上がり品質に影響を及ぼすため、作業前の見極めが非常に重要です。
実際の補修工程は、以下の手順で進行します。表面に残る不良部分の除去から下地の再調整、そして塗装まで、各工程には高度な技術と専用機材が求められます。
まず最初に行うのが、はじき部分の除去作業です。一般的には研磨機や手作業によるサンディングで、はじき箇所の塗膜を削り取ります。このとき、周囲の健全な塗膜を傷つけないよう慎重に作業を進める必要があります。研磨に使用される砥粒の番手や種類は、素材や塗膜の硬さに応じて選定されます。
次に行うのが下地処理です。はじきの原因となる油分、シリコーン、湿気、ゴミなどを完全に除去し、再発防止を図ることが最重要です。この工程では、脱脂剤による拭き取り、静電除去、エアブローによる浮遊粒子の除去など、複数の対策が併用されます。下地が完全に清浄化されていない状態で再塗装を行うと、再びはじきが発生するリスクが高まります。
続いて、再塗装前の下塗り工程に移ります。必要に応じてプライマーやシーラーを塗布し、密着性を高めます。このとき、塗料の粘度や塗布量、乾燥時間の管理が非常に重要です。過剰な塗布や不適切な乾燥時間は、新たなはじきやタレの原因となります。下塗り後は十分な乾燥時間を設けてから中塗り、上塗りの工程に進むことで、塗膜の密着力と均一性を確保します。
使用機材においても、品質確保には細心の注意が必要です。以下に、補修作業で使用される代表的な機材を整理した表を示します。
| 工程 | 主な使用機材 | 使用目的 |
| 不良塗膜の研磨 | 電動サンダー、サンドペーパー | はじき部分の塗膜除去 |
| 表面清掃・脱脂 | ウエス、脱脂剤、エアブロー装置 | 油分・ホコリ除去、再発防止 |
| 下地処理(プライマー塗布) | スプレーガン、ローラー | 塗膜の密着性向上 |
| 中塗り・上塗り | スプレーガン、塗料撹拌機 | 均一な塗布と仕上げ |
| 乾燥 | ヒーター、送風機、遠赤外線乾燥機 | 適切な乾燥と密着性確保 |
| 仕上げ研磨・確認 | コンパウンド、ポリッシャー、検査灯 | 最終仕上げと光沢調整、不良確認 |
まとめ
塗装作業においてはじきが発生すると、表面にムラやブツブツが生じ、見た目の品質が大きく損なわれるだけでなく、耐久性や保護性能にも影響します。この現象は単なる塗料の問題ではなく、下地の脱脂や洗浄不足、湿度や温度などの環境条件、使用する溶剤やシリコーン系物質の残留、さらにはスプレー工程中の圧力の不均一や異物混入など、複数の要因が複雑に絡み合って起こることが分かっています。
特に近年、塗装技術の高度化と共に現場での品質管理がより厳しく求められており、施工中に発生するトラブルは顧客満足度や施工会社の信頼に直結します。事前の脱脂洗浄や研磨の徹底、スプレーブース内の清掃・管理、粘度や圧力の調整など、現場での具体的な対応がはじきの抑制につながるため、技術的な理解と現場での実践の両面が重要です。
塗装に使用する塗料の選定や希釈剤の管理、温湿度の把握といった基本的な管理項目を見直すだけでも、はじきの発生リスクは大幅に低減できます。はじきを未然に防ぐには、原因をただ知るだけでなく、あらゆる工程で一貫して管理を行う意識が欠かせません。
今回の記事を通して、自社の施工体制を振り返り、現場で起きる小さな違和感や不具合が重大な不良につながる可能性に目を向けるきっかけにしていただけたら幸いです。早めの対処と継続的な対策が、コストを抑え、品質を維持する鍵になります。放置すれば、再施工やクレーム対応で失うものが大きくなるかもしれません。今できる対策から始めて、塗装品質のさらなる向上を目指しましょう。
敬塗は、お客様の大切な建物を美しく保護することを使命としております。外壁塗装から内装仕上げまで、豊富な経験と確かな塗装技術でお応えいたします。使用する塗料は耐久性と美観を両立した高品質なものを厳選し、丁寧な下地処理から仕上げまで責任を持って施工いたします。お住まいの価値向上と快適な生活空間の実現のため、敬塗がお客様一人ひとりのご要望に真摯に向き合い、最適な塗装プランをご提案させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

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よくある質問
Q.塗装のはじきが起きると修復費用はどれくらいかかりますか?
A.塗装のはじきは、塗膜表面にピンホールやブツが発生し、美観や耐久性を大きく損なうため、補修作業が必要です。再塗装では表面の研磨、脱脂、塗料の再塗布を伴い、使用する溶剤や塗料の種類、作業環境にもよりますが、作業範囲が広い場合は数万円単位の負担になることもあります。特にプラスチック製品など、素材に応じた処理が必要なケースではコストも上がる傾向にあります。
Q.どの工程で塗装のはじきが最も発生しやすいですか?
A.塗装のはじきがもっとも多く発生するのは、スプレー塗装工程です。特にノズル詰まりや圧力の不均一、スプレーダストの混入といった物理的な不良要因が重なると、塗料が塗面に均一に付着せず、はじきやムラが発生します。また、スプレーブース内の湿度や空気中の異物、静電気による張力の影響も見逃せません。これらの工程管理が不十分だと、見た目だけでなく品質にも深刻な欠陥を残します。
Q.はじきを防ぐために脱脂や洗浄はどこまで徹底すべきですか?
A.はじきを防ぐには、下地処理としての脱脂と洗浄が極めて重要です。洗浄工程で使用する洗剤は、塗装対象の樹脂や金属素材に適したものを選定し、拭き取りも均一かつ確実に行うことが求められます。拭き残しや清掃の不十分な部分があると、油分やシリコーンが残り、表面張力の不均一化により塗膜がはじかれやすくなります。洗浄後の研磨や乾燥時間も適切に管理しないと、はじき発生の要因となるので注意が必要です。
Q.家庭用品が塗装に与える影響は具体的にどれくらいありますか?
A.家庭用品に含まれる成分は、塗装表面に微細な油膜やシリコーン層を形成し、塗布時に塗料が均一に付着せず、現象としてはじきや斑点として現れます。特にシャンプーやハンドクリーム、柔軟剤に含まれる成分は揮発性が高く、周辺空気を通じて塗面に付着しやすいため、作業前の清掃だけでなく作業環境全体の管理が必要です。事例としては、未洗浄のプラスチック部品に塗装した際、全面にわたってピンホール状のはじきが発生した例が報告されています。こうした家庭由来の物質は軽視できない問題です。
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